フォークリフトの資格について説明します。フォークリフトは工場や倉庫、市場などで製品を運搬するために使われるものですが安全に運用するために運転するには資格が必要です。それ以外にも公道を運転する場合に必要な免許についても触れています。
フォークリフトは工場や倉庫、ホームセンターなどで荷物を運搬する目的で使われる特殊自動車です。
運転するには講習を受けて認定試験(終了試験)に合格して、フォークリフトの資格を取得しなければいけません。
資格は最大荷重が1トン未満の場合と1トン以上の場合の2つに分かれています。
いずれも学科講習と実技講習があり、終了後に認定試験があります。
荷重が1トン未満のフォークリフトの資格を得るには、特別教育講習を受ける必要があります。
1日目に学科講習を、2日目に実技講習を受けます。
学科講習では、フォークリフトの走行・荷役に関する装置の構造及び取扱いの方法、運転に必要な力学、関係法令を学びます。
実技講習では、フォークリフトの走行・荷役操作の練習を行います。
荷重が1トン以上のフォークリフトの資格を得るには、運転技能講習を受ける必要があります。
この講習には、全課程のコースと、一部が免除されるコースがあります。
全課程の対象者は、(1)自動車免許未取得者、(2)普通或いは大型自動車免許取得者で、1日目に学科講習を、2〜4日目に実技講習を受けます。
一方一部免除の対象者は、(1)自動車免許未取得で、かつ特別教育講習終了後、1トン未満のフォークリフトの運転経験が6箇月以上ある人、(2)自動車免許を取得していて、かつ特別教育講習終了後、1トン未満のフォークリフトの運転経験が3箇月以上ある人、(3)大型特殊自動車免許取得者となっています。
1日目に学科講習を、2日目に実技講習を受けます。
ただ、自動車免許が未取得だと学科講習は半日追加されます。
安全に運転するためには止むを得ないのでしょう。
初めての免許がフォークリフトでは色々と戸惑うので、原動付自転車など何かしらの免許を取得してから受講する方が望ましいと思います。
学科講習と実技講習はいずれも終了すると認定試験が行われます。
指定された講習科目を全課程を修め、良好な成績を得れば修了が認められます。
真面目に受ければ合格出来るので内容をきちんと理解しましょう。
ところで、このフォークリフト資格というのは工場や倉庫など敷地内で運転することを前提にしているためこれだけで公道上を運転することは出来ません。
公道上を走るにはフォークリフトの資格の他に、普通・小型特殊・大型特殊のいずれかの免許が必要になります。
小型特殊の場合、全長が4.7m以下など車両の大きさや排気量、最高速度に制約があります。
公道を走る場合、荷物を搭載する事はできません。
また作業灯を点灯したままでの走行もできません。
これらの点に留意して常に安全な運転を心掛けて下さい。